TC dispute

Hurd-L4 で Jonathan Shapiro が TC (treacherous/trusted computing) を持ち出したことで、どこまで許容すべきかという議論になってるんですが、その中で TC architecture の overview みたいなのが出てきました。
以前 TC について聞いたときはとりあえず独占と癒着と汚職の温床になりそうだね、ぐらいで済ましてたけど、気になり出したのでもう少し突っ込んでみる。
のっけから "製造時に定められた on-chip の 2048 bit RSA key をどうこう" とか言ってる辺りが何だか空恐ろしく聞こえるんだけど、そうでもないんだろうか。RSA は確か素因数分解だから complexity は指数関数だけど、hardware 性能が指数関数的に伸びてるからには、固定幅の key の viability はどんどん落ちていくと思ってるんだけど…詳しい人に突っ込んでもらいたい。
もしそうなら、hardware の寿命が設計段階で決まるよね。素子の寿命じゃなくて。量子計算機が使いものになるようになったらどうするんだ? そのときに皆が買い替えることになってほくほく、ってな scenario が頭に浮かんでしょうがない。